
こんにちは!
パイオテックのアリハラです。
メタルプリントには「耐久性がある」ということを何度かお伝えしてきました。
そこで、「耐久性がある」といってもどこまで耐えられるのかをテストしてみました。
今回は、「耐火性」「耐水性」の2つに焦点を当てていきたいと思います。
▽動画もありますので、宜しければご覧ください。
耐火性テスト
まずは耐火性のテストから!
会社でBBQをしていた時に、ついでにメタルプリントも炙ってみようという話になり、テストしてみました。(2019年実施)
ちなみにBBQを楽しんでいる様子はこちらの記事からご覧いただけます。

炙るのはこちらのチューリップのパネルです。
色が飛べば目立ちそうな鮮やかなパネルを選びました。
※こちらの画像は動画のスクリーンショットのため少し色がぼやけて見えますが、実際ははっきりした色味のパネルです。

早速、ものすごく熱くなった炭にメタルプリントを近づけて炙ってみます。

しばらく炙ってみましたが、このように特に変化はありませんでした!

続いて、プリント面を下にして火に近づけてみます。
(トングの汚れがついてしまったようで汚くてすみません…)

こちらもしばらく炙ってみましたが、問題ありませんでした!
ちなみに、過去にチャッカマンで直接火をつけたこともありました。

この時も色味に変化はありませんでした!
メタルプリントは耐火性があることがお分かりいただけたと思います。
続いて、耐水性テストに移りましょう。
耐水性テスト
せっかくなので、水だけではなく氷や塩水でもテストしてみました。
耐水性
まずは耐水性テストからです。
このテストを行う前にも、水拭きや水で洗い流したことはありましたが、長期間水に入れっぱなしにしたことはありませんでした。
そこで1ヶ月間水に入れっぱなしにしてみたいと思います。

タッパーにメタルプリントと、メタルプリントが全て浸かるくらいの水を入れます。

この状態で、約1ヶ月間入れっぱなしにします。
期間:2020/12/5(木)~2021/1/15(水)

約1ヶ月経過後、取り出して洗います。

全く変化ありませんでした!
耐氷性
続いて、メタルプリントを凍らせてみます。

タッパーにメタルプリントと、メタルプリントが全て浸かるくらいの水を入れます。

冷凍庫に入れ、一晩凍らせます。

冷凍庫から取り出したタイミングでは、もちろんカチカチに凍っています。
場所を移し、氷が溶けるまで放置します。

ほとんど氷が溶けましたので、パネルの様子を見ます。

こちらも全く変化ありませんでした!
耐塩水性
元々は海水でテストする予定だったのですが、、、海水を手に入れるのがなかなか大変だったので、海水と同じ塩分濃度の塩水でテストしました。

海水と同じ塩分濃度になるように、タッパーに1260mlの水と45gの塩を入れます。

塩水が準備できたら、1週間入れっぱなしにします。
期間:2021/2/29(土)~2021/3/9(月)

1週間後に取り出して洗います。

こちらも全く変化ありませんでした!
メタルプリントは水だけではなく氷や塩水にも強いことが判明しました。
まとめ
検証の結果、メタルプリントは「耐火性」「耐水性」があることがお分かりいただけたと思います。
※「耐候性」もテストしたことがありますので、そちらの記事も宜しければご覧ください。
[参照] メタルプリント 飾ってみました
火の近くに飾ることはあまりないかと思いますが、水の近くに飾ることができるのは、展示の幅が広がるのではないでしょうか。
他にも耐久性テストできそうなことがあれば、今後も検証していきたいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!